4期生-2年生
07/15(火)【2年生国語】「見えないだけ」のものは…
1学期の最後に詩の授業をしています。
詩の種類について学習した後、牟礼慶子さんの「見えないだけ」を読みます。
語彙と感性を磨くため、詩人になったつもりでアイデアを出していきます。
口語自由詩を扱った後は文語定型詩なども学習します。
自由な感性の中で、伝えたいことをストレートに伝えられる言葉選びはかなり難しいものです。
しかし、できるようになる可能性を附属中生は秘めています。
まだ「見えないだけ」なのです。
07/04(金)【2年生国語】タクジ、聞いていた話と違うじゃないか
今年度より教科書に掲載された、伊坂幸太郎さんの『ヒューマノイド』を学習しています。
研究授業でいつもとは少し違う雰囲気の中ですがあっという間に集中していました。
印象的なセリフの多いこの教材で、伊坂さんは中学2年生に何を伝えたかったのでしょうか。
生徒はこの作品を読み解くための話し合いを進めていくうちに、自然と本文を何度も読み直していました。
同じ問いに対して、最初に書いたものと今日書いたものは、読みの深さが別物でした。
次回は未来の中学2年生がこの教材に向かうのが楽しみで仕方なくなる『本の帯』を作成します。
附属中のみんなに”飽きる”機能はついていないかのようです。
07/01(火)【2年生】総合:”はたらく”を考えるワークショップ
昨日の4・5時間目は外部の講師をお招きして、「はたらくを考えるワークショップ」を行っていただきました。
今回はパーソルキャリア株式会社から馬場瑞紀様を講師としてお招きし、「はたらく」とは何だろう?をテーマに講義・ワークショップを行っていただきました。
本校の2年生の総合的な学習の時間のテーマは「働くとは?~働く意義と未来予想図~」となっております。
このテーマに沿って個人の探究テーマを設定しているのですが、今後、これからの未来(社会)に必要になるであろう仕事などを考えるに際して実際に企業で勤められている方から講義を受けることでより深い探究のきっかけになってほしいという意味合いで今回外部講師をお呼びする運びとなりました。
講義では、「はたらく」を身近に感じられる工夫をクイズ形式で考えていただくご講義をいただきました。
自分たちが「はたらくとは」というテーマで考えていることをグループで話し合いました。
本日の馬場様の講義を受けて、生徒たちは当たり前と思っていたことも見方や考え方を変えるとたくさんの人(価値観)が関わっていることに気づくことができることを学ぶことができました。
06/30(月)【2年生】総合:探究活動を始めよう ~研究のステップを学ぼう!~
先週の金曜日に2・3年生の合同の総合的な学習の時間の授業を行いました。
2・3年生はこれから各自でテーマを設定して探究活動を年間を通じて行っていくことになります。
そこで、本日はお茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所より植竹紀子先生をお招きし、「探究活動を始めよう~研究のステップを学ぼう!|」という講義をいただきました。
具体的に「探究活動と調べ学習の違い」や「探究活動の進め方」について具体的な例やワークショップ形式の講義を交えながらご説明をいただくことができました。
前回まで、テーマ設定について「リサーチクエスチョン」を立てる手法を学んできましたが、リサーチクエスチョンを立てる際に、「実際に先行研究でまだ検討されていないもの」を探してみることの大切さや「テーマが専門的過ぎていたり、大きすぎているために研究が行き詰まらないようなものになっていないか」など注意すべき点をたくさんいただくことができました。
いよいよゼミ活動が始まります。自身の興味・関心からしっかりと探究テーマを定めて初回のゼミに臨めると良いですね。
06/28(土)【2年生】道徳 六千人の命のビザ
本日は第1回学校説明会の開催ということで登校日となっております。
1時間目は道徳の授業を起こないました。
本日の学習価値は「人類愛」です。
「六千人の命のビザ」という教材を扱いました。時は第2次世界大戦前、ヒトラー率いるナチスドイツからの迫害から逃れようとするユダヤの方々のために日本の外交官である杉原千畝さんが当時の国の方針に背いてまでもビザを最後の最後まで発行し続ける姿から国を超えて人類(生きているすべての人)に対する愛を感じ取る教材となっております。
本日も集中して授業に臨むことができました。