4期生-2年生
12/22(月)【2年生国語】ネット時代に手紙を書くこと
SNSが普及している世の中で、コミュニケーションは対話とデジタルで行われることが多くなりました。
もう手紙を書く機会はぐっと減ったように感じます。だからこそ手紙をもらったときに特別な気持ちになったり、良さを再認識できるものです。
先日、附属中生は企業訪問を行いました。ご多用の中、附属中生のために”働くこと”について教えていただき、深い学びを得ることができました。まさにお手紙を送るべきお相手なのではないでしょうか。
授業ではまず、手紙の良さについて考えました。
・手元に”もの”として残すことができる。 ・暖かさがある
・字の丁寧さや一生懸命さを伝えることができる。 ・便箋でこだわりやセンスを見せることができる。
・コピペができないから必ず自分の力が加わる。 ・相手のマナーを見ることができる。
これらがあげられ、反対にこれらの良さをなくしてしまわないようにマナーを学習しました。
下書きで思いの丈を書き起こします。企業訪問でのエピソードや、先日のポスター発表の成果報告など思い思いに筆を走らせます。ペン書きは失敗すると書き直しなのでより一層の集中が必要です。
手紙という文化がなくなることはありませんが、良さを知ったうえでつなげていくべき文化だと感じます。
手紙をもらうような経験もできるといいですね。
12/17(水)【2年生英語】After Company Visit
11月に引き続き、CIRの先生による企業訪問関連の特別授業がありました。訪問した企業でのインタビュー結果を共有したり、働く意義についての考えを伝えあったりしました。
企業訪問前後、2回の授業を通して、働くことについての視野を世界へ広げられましたね!
12/15(月)【2年生】理科の研究授業
電流の単元も中盤に差し掛かっており、本日の授業は、電流と電圧の関係を探るとても大事な学習でした。
どんな実験を立案すれば、「同じ電圧で扇風機の回転の速さを変えることができる」ことを解決できるか?
を個人・グループで考え、仮説と実験計画を立てました。
12/10(水)『強い信念』を強い信念で書く
今日は学年全体で書き初めを行いました。
今年の字は『強い信念』です。
筆に墨をつけ、心を落ち着かせ、静寂の中、半紙に落とす。
「書というのは心を描く」ということも聞きますが、画仙紙に向かう真剣な姿に心を打たれました。
先生方も来年の目標などを書いたので、展示をお楽しみに!
12/11(木)【2学年】総合 ~「起業」について考えてみよう! 株式会社NOLTY様より
本日の6・7限の時間に株式会社NOLTYの方をお招きし、「起業」について考えました。
2学年の総合的な学習の時間のテーマは「働く意義と未来予想図SDGsからそれぞれのWell being」であり、学年の最後には実際にそれぞれが個人の未来予想図を完成させることがテーマとなっているため、その中で「起業」に関することも学習する必要があるとのことで、本日はNOLTY様をお招きし、起業に関する御講義を体験形式で受けることができました。
最初に「働く」ということについて改めて自分たちで考える問がありました。
お金を得るため、社会の役に立つため、人のため動くなどなど働くことのイメージが生徒達から上がりました。
そんな中で実際に「起業」を行うにあたって少なからず自分の中に「自分のほうがよりよく売れる」「よりよいものを作れる」など自分なら○○をするという視点が大切であることを学ぶことができました。また、その分自分自身に責任が生じます。売上を上げるも下げるも自分自身に責任がかかってくるわけです。
売上が少しでも上がるためにはどんな要素が必要かという点について様々な視点から考えることができました。
後半は実際に自分が「ラーメン店」を上青木周辺に起業するという体験活動で4pの視点から考えられました。
4pとは下記の4点を表すマーケティングの方法を示すそうです。
①products(製品・サービス)
②price(価格)
③place(場所・届け方)
④promotion(知らせ方)
実際に未来予想図の中で「起業」することを盛り込める人もいるかもしれませんね。
12/08(月)【2学年】道徳「冬の使者 マガン」
本日のテスト後は2学年は道徳でした。
学習価値は「自然愛護」です。
自然を守るために「我々はどんなことができるか?」「どんなことを意識していけばよいのか?」
といった点について本文に関する発問を通して考えを深めることができました。
自然とどのように関わっていくかという質問に対して、
①人の利益のために自然を壊さないようにしていく
②自然の犠牲を最小限にしていく
といった考えが多かったです。
12/03(水)【2年生国語】推し本はなぜ推しなのか
先日、【具体と抽象】の単元で、本のPOPを製作しました。
ラーニングコモンズで一番好きな本を1冊だけ選びます。
そして「その本がなぜ好きなのか」をひたすら具体化していきます。
『冒険の小説が好き』→『なんで冒険の小説が好きなのか』→『自分も冒険に行っている気分になるから』
→『なぜ冒険に行っている気分になるのか』→『情景描写が多いから』のように自問自答を繰り返します。
その結果、自分の好きな本を『ここが見どころ!』『こんな本が好きな人にお勧め!』といえるようになりました。
これを発信するべく、POPを作成しラーニングコモンズに掲示していただいています。
素敵なデザイン、思わず読みたくなる紹介文がラーニングコモンズを彩っています。
ぜひ見に行って、気になった本を借りてみましょう!
11/21(金)【2年生】 企業訪問報告⑦ [エンタメ・出版班]
11月21日(金)に行われた企業訪問における「エンタメ・出版」班の報告を行います。
会社へ出勤するように通勤ラッシュを味わいながら、各企業へと足を運んできました。
エンタメ出版班は午前(AM)は (株)集英社 を訪問しました。
週刊少年ジャンプからマーガレット、小説など幅広い分野で書籍を中心として世界に発信している出版社です。
作者とのやり取りから、広報、そして印刷する材料など様々な部署に分かれながら、何十日もかけて雑誌を作ることの楽しさややりがい、また難しさを映像を通して学びました。
説明動画の随所に集英社を代表するキャラクターが出てきたりと、中学生へわかりやすく企業の説明がされていて、生徒たちも見入っていました。
現在はアプリなどを通して、世界各国にリアルタイムで更新ができユーザーが世界とつながっていくように工夫されていて、日本だけでなく世界へと発信していく企業ならではの話が聞けました。
午後(PM)は (株)ナターシャ を訪問しました。
世界へリアルタイムでポップカルチャー専門のニュースを配信している企業ならではのネットモラルを含めた話を、丁寧にしていただいたり、会社内にあるSTUDIOや情報収集するためのアイテムや休憩室などを見学することができました。
ライブナタリーをはじめとするネットニュースがどのように、社会へ広がり企業へ返還されていくのか、普段我々の身近にありながらも、詳しくはわからないネットニュースの流れを人生相談も含め、1人1人やり取りしていただきながら楽しく学ぶことができました。
2つの企業に共通していたのは『自分の好きなこと・楽しいことを仕事としている』方々でした。
そこでのアドバイスは、
①1つのことを突き詰めること ②社会性を身に付けること ③学生のうちに様々なことにチャレンジすること
などでした。お忙しい中、私たちの為に時間を作っていただき、各企業の皆様ありがとうございました。
貴重な社会経験となりました。
この訪問を通して、生徒の皆さんは、学んだこと、教えてもらったことをもとに、『働くこと』について探究をさらに深めてほしいと思います。
11/21(金)【2年生】企業訪問報告⑥
ここでは「食品・建設班」の報告をします。
初めにお邪魔したのは農林水産省。私たちへ安全に食品が届くまでにどんな方々がどんなお仕事してくださっているのか、動物たちの健康を守るためのお薬はどのように使われているのか等、用意してくださった様々な資料とともに学ぶことができました。運よく記者会見場も見学することができ、省内の食堂で美味しいご飯を堪能して、霞が関を後にしました。
午後は埼玉県に戻り、一般財団法人さいたま住宅検査センターへ。建物の安全を守るお仕事について、私たちにとっては新たな視点から学ばせていただきました。建築確認の実習では、数学で学習したことを生かして「基準通り」と判断していました。
この日伺った2企業様は業種は異なりますが、いずれも私たちの安全な生活を創り出してくださっています。そこで働く方々のお声を直接聞けたことで、日常生活や進路選択が豊かになっていくはずです。企業訪問を受け入れてくださった農林水産省の皆様、さいたま住宅検査センターの皆様、ありがとうございました。
12/01(月)【2年生国語】「君を好きだよ」
2年生の国語では、「自分らしさを見つめる」の単元に入りました。
教材は副教材の現代名作選から山川方夫さんの『朝のヨット』です。
海にもう一人の自分を求める少年、少年と一緒に過ごすことを求める少女の恋物語がベースとなっています。
期末試験の範囲表に布石を打っていたことに気が付いていたでしょうか?
授業の初めは班の中で”少年派”と”少女派”に分かれて意見を戦わせていました。
だんだんと読みが深まると、少年が言った「君を好きだよ」や「孤独のさわやかさ」「愛することの恐怖も屈辱も」などの表現について考えるようになります。「”君が”ではなく”君を”にしたのはなぜだろう。」「孤独はさわやかなのか」「愛することの屈辱ってなんだ?」など、こちらが発問せずとも読みを深めていきます。
筆者は何を伝えたいのか。この作品のテーマは何なのか。考えて1枚の紙にまとめていきます。
たくさん経験を積んできただけあって着眼点が非常に面白いです。今年最後の物語文です。楽しみましょう。
「ねえ、教えて。あなた、なぜ、一人きりになりに行かなくちゃならなかったの?」