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09/12(金)【2年生】理科 ~豚の眼球の解剖をしよう!~

本日の2年生理科では 「ブタの眼球の解剖実験」 を行いました。

光の刺激を受け取る眼について学びます。

豚の眼球を単体で見ることが初めての生徒が多く、興味と緊張が入り混じっていた様子でしたが、真剣な表情で実験を進めていました。

眼球を受け取り角膜や虹彩、瞳孔、視神経などを確認後、解剖ばさみを使って眼球を前後に分けていきます。その後、内部にある網膜、硝子体(ガラス体)などの様子を観察していきながら、最後は水晶体(レンズ)を取り出しました。

生徒は中学1年生3学期に凸レンズの特徴について学んだため、凸レンズと同じはたらきをもつ水晶体を文字の上において大きくなることや、遠くの景色が逆さまになって見えることも確認しました。これまでの学びと学びがつながる瞬間でした。 

 

 

水晶体がきれいに取り出せました!

文字が大きなり、虚像が確認できました!

盲点も観察できました!

眼球内の毛細血管の様子も観察できました!

 

以下、生徒のスケッチです鉛筆花丸

   
   

以下、生徒の感想ですキラキラ

・水晶体はガラスのように硬いと思っていたけど、ゼラチンのように弾力があって柔らかいことが分かりました。

・強膜は思っていた何倍も硬くて、はさみを10回くらい入れないと切れなくて、この膜が眼球を守っているんだと実感しました。水晶体を通して景色を見ると逆さまに見えました。0.6mm以上離すと上下左右逆の実像が見えて、それより近いと文字がそのままの向きで大きく映る実像が見えました。

・たった1cmの水晶体で目が見えていることに感動しました。

・初めて眼球の見て、驚きと恐怖がありましたが、解剖していくにつれて好奇心の方が強くなり、日ごろ教科書で見ている図と比べて本物はどのようになっているのか確かめることができました。

・1年生の時にニワトリの頭を解剖したときに目をいじっていたら黒い液や白い球が出てきたとき、先生に「それは網膜(と水晶体)だよ」と教えてもらったのを思い出しました!このことから鳥類も哺乳類もつくりは似ていることが分かりました。ほかの生物も解剖してみたいです!!

 

来週は関節のつくりを学ぶために、手羽先の解剖を行う予定です!

またHPで紹介しますお知らせお楽しみに!