4期生-2年生
07/16(水)【2年生】道徳「魔法使いの少年 ーいつかの自分ー」
本日の道徳の授業では礼儀について考えました
ACジャパンのCMで使われていた内容が題材になっています。
車を運転している「私」は、押しボタン信号が赤に変わったのを見て「間が悪いな」と感じます。横断歩道を渡り切った少年がこちらに向かって丁寧に頭を下げたことで私の気持ちに変化が生まれたという内容です。
Q1 「私」が少年を見て「魔法にかけられた」と感じたのはどうしてか?
・もやもやした気持ちがなくなった
・少年に対する感心や驚き
・言葉ではないものに心が動かされた
・少年のお辞儀(会釈:15度以上)が私の気持ちを変えたから
→日本特有の礼儀は何がありますか?
いただきます、ご馳走様、お茶会の作法、二礼二泊手、
Q2 礼儀とは何のためにあるのだろうか?
・相手への感謝、敬意を表す
・尊敬だけではなく、相手を気持ち良くさせるため
・相手へ敵対意識がないことを伝えるため
・序列の乱れを無くすことと、序列の美しさを保つため
・相手に失礼にならないように
・借りを作らないため
・言葉ではなく動作で感謝を伝えるため
Q3 この後、あなたがかける「魔法」にはどのようなものがあるか?
・授業してくれる先生への感謝
・手伝ってくれた時にありがとうということ
・校内外で整理整頓をする
・物を丁寧に扱う
・人の話をしっかり聞く
・丁寧な言葉使い
自分の心にある相手に対する敬意、配慮、思いやりなどを目にみえる形に表すことが大切だと学習しました。
07/15(火)【2年生国語】「見えないだけ」のものは…
1学期の最後に詩の授業をしています。
詩の種類について学習した後、牟礼慶子さんの「見えないだけ」を読みます。
語彙と感性を磨くため、詩人になったつもりでアイデアを出していきます。
口語自由詩を扱った後は文語定型詩なども学習します。
自由な感性の中で、伝えたいことをストレートに伝えられる言葉選びはかなり難しいものです。
しかし、できるようになる可能性を附属中生は秘めています。
まだ「見えないだけ」なのです。
07/04(金)【2年生国語】タクジ、聞いていた話と違うじゃないか
今年度より教科書に掲載された、伊坂幸太郎さんの『ヒューマノイド』を学習しています。
研究授業でいつもとは少し違う雰囲気の中ですがあっという間に集中していました。
印象的なセリフの多いこの教材で、伊坂さんは中学2年生に何を伝えたかったのでしょうか。
生徒はこの作品を読み解くための話し合いを進めていくうちに、自然と本文を何度も読み直していました。
同じ問いに対して、最初に書いたものと今日書いたものは、読みの深さが別物でした。
次回は未来の中学2年生がこの教材に向かうのが楽しみで仕方なくなる『本の帯』を作成します。
附属中のみんなに”飽きる”機能はついていないかのようです。
07/01(火)【2年生】総合:”はたらく”を考えるワークショップ
昨日の4・5時間目は外部の講師をお招きして、「はたらくを考えるワークショップ」を行っていただきました。
今回はパーソルキャリア株式会社から馬場瑞紀様を講師としてお招きし、「はたらく」とは何だろう?をテーマに講義・ワークショップを行っていただきました。
本校の2年生の総合的な学習の時間のテーマは「働くとは?~働く意義と未来予想図~」となっております。
このテーマに沿って個人の探究テーマを設定しているのですが、今後、これからの未来(社会)に必要になるであろう仕事などを考えるに際して実際に企業で勤められている方から講義を受けることでより深い探究のきっかけになってほしいという意味合いで今回外部講師をお呼びする運びとなりました。
講義では、「はたらく」を身近に感じられる工夫をクイズ形式で考えていただくご講義をいただきました。
自分たちが「はたらくとは」というテーマで考えていることをグループで話し合いました。
本日の馬場様の講義を受けて、生徒たちは当たり前と思っていたことも見方や考え方を変えるとたくさんの人(価値観)が関わっていることに気づくことができることを学ぶことができました。
06/30(月)【2年生】総合:探究活動を始めよう ~研究のステップを学ぼう!~
先週の金曜日に2・3年生の合同の総合的な学習の時間の授業を行いました。
2・3年生はこれから各自でテーマを設定して探究活動を年間を通じて行っていくことになります。
そこで、本日はお茶の水女子大学サイエンス&エデュケーション研究所より植竹紀子先生をお招きし、「探究活動を始めよう~研究のステップを学ぼう!|」という講義をいただきました。
具体的に「探究活動と調べ学習の違い」や「探究活動の進め方」について具体的な例やワークショップ形式の講義を交えながらご説明をいただくことができました。
前回まで、テーマ設定について「リサーチクエスチョン」を立てる手法を学んできましたが、リサーチクエスチョンを立てる際に、「実際に先行研究でまだ検討されていないもの」を探してみることの大切さや「テーマが専門的過ぎていたり、大きすぎているために研究が行き詰まらないようなものになっていないか」など注意すべき点をたくさんいただくことができました。
いよいよゼミ活動が始まります。自身の興味・関心からしっかりと探究テーマを定めて初回のゼミに臨めると良いですね。