4期生

2025年1月の記事一覧

01/31(金)【1年生】社会科・地理~アメリカ~

1年生の地理の授業は、北アメリカ州、特にアメリカ合衆国についての学習を進めています。

単元を貫く学習課題は「アメリカへ移り住む人にとって、アメリカにはどんな夢-Dream-があるのか?」です。

 

アメリカ発展の歴史は移民との関わりが深く、かつてはヨーロッパからの移民が大部分を占めましたが、やがて南北アメリカやアジアからの移民が増加し、特にメキシコからの移民が多くなっています。

農業・工業・ICT産業・学術・文化やスポーツの面で、アメリカをとらえていきます。

まずはワシントンD.C.やニューヨーク、ロサンゼルスなどの、よく耳にする地域がアメリカのどのに位置するのか調べました。

アメリカが大量の農産物を輸出できる要因を、資料から読み取ったり考えたりしています。

今後は、当然アメリカの超有名企業たちも登場します。

01/30(木)【英語】TIME ZONES

 検定教科書での学習を一通り終え、海外テキスト「TIME ZONES」を使った授業が始まりました。初回はオリエンテーションとして、これから扱う6つの題材に関した連想ゲームを行いました。どのグループもcreativeに意見を交わし、良いスタートが切れていました。今までの学習を生かして、世界の多様な文化を英語で楽しく学んでいきましょう。

    

  

 

01/23(木)【国語】読み継がれる教材たち

 

一年生の国語はメイン教材ともいえるヘルマン・ヘッセの『少年の日の思い出』の学習に入りました。

この教材は1947年から教科書に残る作品で「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」というセリフが有名です。本文の読解に先駆けて長年教科書に載り続ける教材は "どんな意図で"、載っていて ”どんな特徴があるか” を考えました。

  

小学校から今日まで学習した中で一番記憶に残っている教材をあげます。

モチモチの木、ちいちゃんのかげおくり、くじらぐも、スイミー…たくさんの懐かしい教材の名前が上がりました。

先生方にもインタビューしてみたところやはり生徒と同じ作品の名前が挙がりました。どれも長年教科書に載っている教材ばかりです。

いったいなぜなのか。単元を通して考え、より深い読解を目指していきます。

01/17(金)【1年生】道徳・友情とネットモラル

インターネット上でのやりとりで身につけたい「ネットモラル」と、SNS等に振り回されない友情について考えました。

 

 

顔を合わせないインターネット上での発言が、対面の状況よりも浅い考えの発言になりやすいことを、疑似的に体験しました。

友情を築く上で、もしSNS等であと味の悪いやりとりをしてしまっても、その後に顔を合わせたとき、どのようにふるまおうか、考え、話し合いました。

ネット社会となった現代で、今後も様々なコミュニケーションツールが増えていくと予想されます。

よりよい友情を築いていけるとよいです。

01/16(木)【1年生】地理~アフリカ州~

2025年の1学年社会科は、地理【アフリカ州】の学習から始まりました。

単元を貫く学習課題は「アフリカ諸国の抱える貧困は、資金援助で解決しないのか?」です。

 

これに対する回答は「しない!」と即答しそうです。しかし、なぜそう考えるか根拠を問われると、実は大人でもアフリカのことをあまり知らないことに気づきます。

「貧困の原因である問題点は何か?」「アフリカの人はみんな貧困なのか?」「なぜ資金援助では不十分なのか?」「どのような支援ができるだろうか?」

 

 

 今日でも解決に至っていない、現代社会の課題なので、誰も絶対的な答えはもっていませんが、できるだけデータを集めて考察を進めていきます。

01/10(金)【1年生国語】駝鳥と金時計と旅行者

 

1年生の国語では、探究活動がしやすい202教室で授業を初めて行いました。

ジグソー法を用いてより発展的な活動を行います。

 

今回の題材は筒井康隆さんの『駝鳥(だちょう)』。淡々とした口調で書かれた短編小説です。

生徒は読んで頭に浮かんだ疑問を黒板に書きだし、3種類に分けられることに気が付きました。

 

⑴エキスパート活動

A:駝鳥 B:金の懐中時計 C:旅行者 に分かれ探求します。

A~Cの中で自分の担当するものが何を象徴するものなのかを

何度も読み直し自分なりの答えを導き出しました。

⑵ジグソー活動

次にA、B、Cが同じグループになってジグソー活動を行います。自分自身のたどり着いた答えとその過程・根拠を説明し合いました。

⑶クロストーク

グループでの話し合いを全体の前で発表します。

同じ物語を読んでいるのに解釈は十人十色です。

⑷ポスト記述

全二回の授業のテーマは【この作品の主題は何か】でした。

学習を生かし、この作品で筆者が伝えたかったことを一人ひとりが考えました。

前回よりも読みが深まり、根拠が強くなった生徒やより強い主題を見つけられた生徒がいました。

 

たった45分でこれだけの学びができるのは附属中生の力、四期生の力です!

人によって違う解釈や読み方があるからこそ『読むこと』は面白いものです。

三学期も国語の授業楽しみましょう!