4期生

01/10(金)【1年生国語】駝鳥と金時計と旅行者

 

1年生の国語では、探究活動がしやすい202教室で授業を初めて行いました。

ジグソー法を用いてより発展的な活動を行います。

 

今回の題材は筒井康隆さんの『駝鳥(だちょう)』。淡々とした口調で書かれた短編小説です。

生徒は読んで頭に浮かんだ疑問を黒板に書きだし、3種類に分けられることに気が付きました。

 

⑴エキスパート活動

A:駝鳥 B:金の懐中時計 C:旅行者 に分かれ探求します。

A~Cの中で自分の担当するものが何を象徴するものなのかを

何度も読み直し自分なりの答えを導き出しました。

⑵ジグソー活動

次にA、B、Cが同じグループになってジグソー活動を行います。自分自身のたどり着いた答えとその過程・根拠を説明し合いました。

⑶クロストーク

グループでの話し合いを全体の前で発表します。

同じ物語を読んでいるのに解釈は十人十色です。

⑷ポスト記述

全二回の授業のテーマは【この作品の主題は何か】でした。

学習を生かし、この作品で筆者が伝えたかったことを一人ひとりが考えました。

前回よりも読みが深まり、根拠が強くなった生徒やより強い主題を見つけられた生徒がいました。

 

たった45分でこれだけの学びができるのは附属中生の力、四期生の力です!

人によって違う解釈や読み方があるからこそ『読むこと』は面白いものです。

三学期も国語の授業楽しみましょう!