2025年12月の記事一覧
12/03(水)【2年生国語】推し本はなぜ推しなのか
先日、【具体と抽象】の単元で、本のPOPを製作しました。
ラーニングコモンズで一番好きな本を1冊だけ選びます。
そして「その本がなぜ好きなのか」をひたすら具体化していきます。
『冒険の小説が好き』→『なんで冒険の小説が好きなのか』→『自分も冒険に行っている気分になるから』
→『なぜ冒険に行っている気分になるのか』→『情景描写が多いから』のように自問自答を繰り返します。
その結果、自分の好きな本を『ここが見どころ!』『こんな本が好きな人にお勧め!』といえるようになりました。
これを発信するべく、POPを作成しラーニングコモンズに掲示していただいています。
素敵なデザイン、思わず読みたくなる紹介文がラーニングコモンズを彩っています。
ぜひ見に行って、気になった本を借りてみましょう!
11/21(金)【2年生】 企業訪問報告⑦ [エンタメ・出版班]
11月21日(金)に行われた企業訪問における「エンタメ・出版」班の報告を行います。
会社へ出勤するように通勤ラッシュを味わいながら、各企業へと足を運んできました。
エンタメ出版班は午前(AM)は (株)集英社 を訪問しました。
週刊少年ジャンプからマーガレット、小説など幅広い分野で書籍を中心として世界に発信している出版社です。
作者とのやり取りから、広報、そして印刷する材料など様々な部署に分かれながら、何十日もかけて雑誌を作ることの楽しさややりがい、また難しさを映像を通して学びました。
説明動画の随所に集英社を代表するキャラクターが出てきたりと、中学生へわかりやすく企業の説明がされていて、生徒たちも見入っていました。
現在はアプリなどを通して、世界各国にリアルタイムで更新ができユーザーが世界とつながっていくように工夫されていて、日本だけでなく世界へと発信していく企業ならではの話が聞けました。
午後(PM)は (株)ナターシャ を訪問しました。
世界へリアルタイムでポップカルチャー専門のニュースを配信している企業ならではのネットモラルを含めた話を、丁寧にしていただいたり、会社内にあるSTUDIOや情報収集するためのアイテムや休憩室などを見学することができました。
ライブナタリーをはじめとするネットニュースがどのように、社会へ広がり企業へ返還されていくのか、普段我々の身近にありながらも、詳しくはわからないネットニュースの流れを人生相談も含め、1人1人やり取りしていただきながら楽しく学ぶことができました。
2つの企業に共通していたのは『自分の好きなこと・楽しいことを仕事としている』方々でした。
そこでのアドバイスは、
①1つのことを突き詰めること ②社会性を身に付けること ③学生のうちに様々なことにチャレンジすること
などでした。お忙しい中、私たちの為に時間を作っていただき、各企業の皆様ありがとうございました。
貴重な社会経験となりました。
この訪問を通して、生徒の皆さんは、学んだこと、教えてもらったことをもとに、『働くこと』について探究をさらに深めてほしいと思います。
11/21(金)【2年生】企業訪問報告⑥
ここでは「食品・建設班」の報告をします。
初めにお邪魔したのは農林水産省。私たちへ安全に食品が届くまでにどんな方々がどんなお仕事してくださっているのか、動物たちの健康を守るためのお薬はどのように使われているのか等、用意してくださった様々な資料とともに学ぶことができました。運よく記者会見場も見学することができ、省内の食堂で美味しいご飯を堪能して、霞が関を後にしました。
午後は埼玉県に戻り、一般財団法人さいたま住宅検査センターへ。建物の安全を守るお仕事について、私たちにとっては新たな視点から学ばせていただきました。建築確認の実習では、数学で学習したことを生かして「基準通り」と判断していました。
この日伺った2企業様は業種は異なりますが、いずれも私たちの安全な生活を創り出してくださっています。そこで働く方々のお声を直接聞けたことで、日常生活や進路選択が豊かになっていくはずです。企業訪問を受け入れてくださった農林水産省の皆様、さいたま住宅検査センターの皆様、ありがとうございました。
12/1(月)【2年生国語】「君を好きだよ」
2年生の国語では、「自分らしさを見つめる」の単元に入りました。
教材は副教材の現代名作選から山川方夫さんの『朝のヨット』です。
海にもう一人の自分を求める少年、少年と一緒に過ごすことを求める少女の恋物語がベースとなっています。
期末試験の範囲表に布石を打っていたことに気が付いていたでしょうか?
授業の初めは班の中で”少年派”と”少女派”に分かれて意見を戦わせていました。
だんだんと読みが深まると、少年が言った「君を好きだよ」や「孤独のさわやかさ」「愛することの恐怖も屈辱も」などの表現について考えるようになります。「”君が”ではなく”君を”にしたのはなぜだろう。」「孤独はさわやかなのか」「愛することの屈辱ってなんだ?」など、こちらが発問せずとも読みを深めていきます。
筆者は何を伝えたいのか。この作品のテーマは何なのか。考えて1枚の紙にまとめていきます。
たくさん経験を積んできただけあって着眼点が非常に面白いです。今年最後の物語文です。楽しみましょう。
「ねえ、教えて。あなた、なぜ、一人きりになりに行かなくちゃならなかったの?」
11/21(金)【2年生】企業訪問報告③
企業訪問報告③では「金融・運輸班」の報告をさせていただきます。
午前と午後にそれぞれ1つの企業を訪問し、企業さんの企業理念や仕事そのもののやりがいについてお話をいただいた後に、それぞれが質問を行いました。
午前(A.M)
財務省を訪問しました。
小中高生向けの財務省の税制学習プログラムという講座を受講しました。
財務省の仕組みの説明を受けた後、実際に税制はどのように作られるのかといったことを体験形式で考えることができました。
国民の皆様に納得いく仕組みをという答えのない問いを日々財務省の方々は考えながら税制という仕組みが成り立っていることがよくわかりました。また、実際に扱っている金額が大きすぎてイメージがわかないということから100万円と1億円の模型を持たせてもらいました。とても驚きました。
また、省庁見学では片山さつき財務大臣が会見を行う部屋を実際に入らせていただき、写真撮影をさせていただきました。
午後(P.M)
東急電鉄株式会社を訪問しました。
東急電鉄では実際に渋谷駅を視察させていただきました。また、実際に駅長室にもお招きいただき、駅長さんに直接インタビューを行うこともできました。
渋谷駅の視察を終えた後は東急電鉄本社に移動し、担当の方々から東急株式会社の仕事の内容をご説明いただきました。鉄道とくくっても運転士、整備士など様々な仕事があることを学びました。