05/21(木)【2年生】金融教育講演会 ~プロに聞くお金の役割と活用法~
5月21日(木)、埼玉りそな銀行の皆様をお招きし、金融教育講演会を実施しました。
今回の講演では、お金の流れや投資、ウェルビーイング、融資の仕組みについて、専門的な内容を中学生にも分かりやすくお話しいただきました。
前半では、家計・企業・社会の間でお金がどのように循環しているのかを学びました。会社が成長し、給料や消費につながり、さらに社会全体の発展へとつながっていく景気の好循環について、生徒たちは身近な生活と結びつけながら考えました。
また、投資については、必ず儲かるという話には注意が必要であることや、リスクと上手に付き合うためには分散や長期的な視点が大切であることを学びました。単にお金を増やす方法を知るのではなく、正しい知識をもって判断することの重要性を理解する時間となりました。
続いて、SDGsやウェルビーイングについてのお話もありました。経済的な豊かさだけでなく、心身の健康、人とのつながり、地域社会との関わりなどもよりよく生きるうえで大切な要素であることを学びました。埼玉りそな銀行が地域や環境、人権、少子高齢化などの課題に向き合いながら、地域金融機関として社会に貢献していることも紹介されました。
後半では、生徒たちが銀行員の立場になり、企業に融資をするかどうかを考えるワークを行いました。架空の会社の事業計画をもとに、「この会社は成長できるのか」「貸したお金は返ってくるのか」「地域や社会の役に立つのか」など、実際の融資判断に近い視点で話し合いました。
生徒からは、「初期費用はかかるが、その後の事業の安定が期待できるので融資したい」という意見や、「売上や利益の減少傾向を考えると、計画の実現性に不安があるため慎重に判断したい」という意見が出されました。どちらの考えにも根拠があり、正解が一つではない問いに対して、生徒たちは真剣に考えを深めていました。
講演に来てくださった銀行員の方々のパーカーの背中には、「道徳銀行」という言葉が書かれていました。お金を扱う仕事だからこそ、そこには信用や誠実さ、そして人や地域を支える姿勢が大切であることを、言葉だけでなく姿からも感じることができました。
今回の講演を通して、生徒たちは「お金」は単なる数字ではなく、人や企業、地域の未来を支える大切な役割をもっていることを学びました。融資や投資には、「信用」や「応援」という意味も含まれていることに気づく、貴重な機会となりました。
お金の知識を学ぶだけでなく、社会の中でどのように生き、どのように支え合うかを考える、附属中らしい学びの時間となりました。
ご講演いただいた埼玉りそな銀行の皆様、貴重な学びの機会をいただき、誠にありがとうございました。