保健室より

保健室より

05/15(木)【保健委員会】「歯と口の健康に関する標語・ポスターコンクール」の作品を掲示しました

 「歯と口の健康に関する標語・ポスターコンクール」は、川口市で毎年開催されている恒例のコンクールです。市内の小・中学校から多くの児童・生徒が参加しており、入選作品は市の代表として埼玉県のコンクールへ出展されます。

 本校でも毎年このコンクールに参加しており、歯や口の健康について考えるよい機会として、校内でも保健委員会が主催する「校内コンクール」を実施しています。生徒一人ひとりが、日々の生活をふり返りながら、歯と口の健康の大切さや正しい歯みがきの習慣等について考え、標語やポスターに思いを込めて表現しています。

 

 「標語コンクール」には、全校生徒が参加します。クラスの標語の中から担任が優秀な作品を2点程度選出します。その後、第1回専門委員会(保健委員会)の場で、保健委員の生徒が各クラスの優秀作品に目を通し、全校の中から6作品を校内代表として選考します。これらの代表作品が、市のコンクールへの出展作品となります。

  「ポスターコンクール」には、参加希望生徒のみが参加します。標語と同様、第1回専門委員会(保健委員会)の場で、保健委員の生徒が作品に目を通し、全校の中から6作品を校内代表として選考します。これらの代表作品も、市のコンクールへの出展作品となります。

  担任の先生が選んだ「標語作品」は、『担任賞』として校内に掲示されます。また、「ポスター作品」については、参加した生徒全員の作品を校内に掲示し、互いの努力や工夫を称え合えるようにしています。

 

 保健委員の生徒が、校内掲示のための掲示物を作成し、掲示の準備を進めています。作品がより見やすく、伝わりやすくなるようにレイアウトや装飾を工夫しながら取り組んでいます。

 

 現段階では市のコンクールへの出展しているポスター(6作品)は掲示しておりませんが、作品が返却され次第掲示をしますので、お楽しみに!

 

  こうした活動を通して、保健委員の生徒たちは責任感を持って役割を果たすとともに、全校への情報発信や健康意識の向上に貢献しています。3年生教室側の手洗い場に掲示していますので、通る機会がある際はぜひご覧ください。

 

04/15(火)【保健委員会】生徒会研修会・新入生歓迎会 保健委員発表

 

 附属中保健委員会の年度初めの一番最初の活動は「生徒会研修会」「新入生歓迎会」の発表です。昨年度の専門委員会で保健委員の生徒が話し合って発表内容を考え、見てもらう人に楽しく、自分たちも楽しく発表できるように原稿作成やスライドの作成等、準備を進めてきました。新入生の前で自信をもって発表できるようにするために、自主的に保健委員は集まり、保健室前で流れの確認を行いました。

 

 発表の際は、附属中保健キャラクターのお面「なーす犬」「白ナス先輩兄」、白衣、エプロン、歯ブラシなど、新入生がイメージしやすいように小道具を準備し、劇を交えて発表をしました。

 

 生徒会研修会では保健委員会の視点から、以下の内容(附属中学校で生活していく上で知っておいて欲しいことや注意点)を新入生に発表しました。〈※一部抜粋〉

 

 ①保健室の入室の仕方や注意点:

  全日制高校と共用の保健室です。高校2名・中学1名 計3名の養護教諭がいます。入室時は「中学〇年〇組〇〇(氏名)」と言いましょう。「いつ・どこで・どこが・どのように・どうして」をしっかり伝えましょう。

 ②遅刻をして登校したときの流れ:

  遅刻カードを3F職員室まで取りに行って、遅刻カードをもらって教室へ行き、教科担当の先生に遅刻カードを渡しましょう。

 ③欠席するときの連絡方法:

  8:00までに保護者の方にFormsで連絡を入れてもらいましょう。

 ④出席停止の時の報告について:

  学校に登校したら「出席停止の届」を先生からもらって3日以内に提出しましょう。

 ⑤昼食を摂る時に附属中生に求められていることについて:

  学食メニューだけだと野菜が不足するので、野菜をもってきましょう。お腹を満たす食事ではなく、バランスの良い食事を心がけましょう。

 ⑥昼食時の歯みがきについて:

  一斉に歯みがきをする時間は設けてません。各自のタイミングで歯みがきをします。好きな場所(水道付近)で昼休み中にしましょう。

 ⑦相談室の利用について:

  休み時間は誰でも行くことができます。面談をしたい場合は事前に予約をしましょう。 

 

 

 

 

 新入生歓迎会では保健委員の活動の紹介を行い、保健委員会のやりがいや保健委員生徒の縦と横の繋がりの深さが伝わる発表をしました。〈※一部抜粋〉

 

 ①食育に関する取り組み:

  食育に関する授業と調理実習の準備運営、昼食時に行う食育プロジェクトの企画運営を行っています。

 ②歯科に関する取り組み:

  昼休みに行う歯と口の健康に関する取り組みの企画運営を行っています。

 ③学校保健委員会の取り組み:

  食育教室、中高合同救急法講習会(2年保健委員・各部活動代表者)、薬物乱用防止教室、心の健康教室(1年)、救急法講習会(2年)、性に関する教室(3年)の企画準備運営を行っています。

 

 保健委員は「附属中の健康を守りたい」「やりがいを感じたい」「先輩後輩同士 仲良く活動したい」「学校全体を動かす運営力を学びたい」という人が向いています。やる気のある人は大歓迎です!

 

 

 保健委員の発表した生徒の感想を聞くと、「くすっと笑える所で笑いをとれたことが嬉しかった」とのことでした。緊張しながらも一生懸命発表し、まとまりのある わかりやすい発表をしてくれました。保健委員の生徒だけの力でここまで仕上がる附属中保健委員は本当に素晴らしいです。

 次回専門委員から新入生も仲間に入り、新メンバーで構成された保健委員で力を合わせ、様々な活動を行います。今後の活動もお楽しみに!

 

 

 

01/30(木)【保健室】川口市「学校歯科保健年間努力学校」に選ばれました!

 

 1月29日(水)に令和6年度川口市健康教育大会が開催され、校長と養護教諭で行ってまいりました。本校は川口市「学校歯科保健年間努力学校」として表彰されました。とても喜ばしいことです。日頃から保健委員会の活動で頑張っている保健委員の皆さん、また日頃から本校の学校保健活動へのご理解・ご協力いただいている生徒・教職員・保護者の皆様、学校医・学校歯科医・学校薬剤師の皆様、学校保健委員会「食育教室」の講師としてご指導いただいた埼玉大学 西尾尚美先生のおかげで頂くことができた賞です。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 表彰状とトロフィーは1月30日(木)の専門委員会の際に保健委員にお披露目しました。

 「これからも頑張ろう!」という気持ちを高め、保健委員全員で記念写真を撮りました。

 

 今後も本校の学校保健活動についてのご理解・ご協力の程、宜しくお願いいたします。

 

 

01/17(金)【保健室】埼玉大学連携調査「食物摂取頻度調査」結果返却について

 

 2学期にご協力いただき実施しました、埼玉大学との連携調査「食物摂取頻度調査」の結果が返ってきました。調査を提出された方は1月17日(金)に生徒に結果を返却しています。ご家庭で内容をご確認ください。

 

〇埼玉大学教育学部学校保健学講座 准教授 西尾 尚美 先生

 免疫学を専門とされており、医学部での研究を経て、予防医学の観点から栄養学の重要性を認識されました。そのため、管理栄養士の資格も取得され、現在は免疫学と栄養学の両方の点から研究を行っていらっしゃいます。

 本校で実施している特別活動「食育授業」のご助言や、学校保健委員会「食育教室」の講師をお引き受けいただいており、本校と連携して3年目を迎えています。

 

 07/18(木)【保健委員会】第1回学校保健委員会「食育教室(全学年)」リンク先はこちら

  →https://kawaguchicity-jh.ed.jp/blogs/blog_entries/view/134/4d45670e06653cf3095ffdc773f9b77d?frame_id=279

 

西尾 尚美先生より 

 調査に参加頂いた 川口市立高等学校附属中学校 生徒、保護者の皆様へ

 この度は調査に参加頂きましてありがとうございました。今回お示ししていますエネルギー・栄養摂取量は、生徒さんの成長と発達学に必要と考える重要なものを表示しました。これらの栄養素についてご説明し、生徒さんそれぞれにコメントをつけさせて頂きました。皆さまの今後の健康づくりのご参考にして頂ければ幸いです。

 

 

 調査結果に基づいて、一人ひとり丁寧にコメントを頂いております。


★栄養指標★
①エネルギー(摂取カロリー)


②たんぱく質・脂質・炭水化物(3大栄養素)
 
特に糖(炭水化物)は脳のエネルギー源です。受験に向けて、適正量をとるようにしましょう。試験前には緊張で胃腸の活動が低下します。胃を動かさなくても糖を吸収できる口どけの良い甘いものの摂取がお薦めです。

③食物繊維(野菜類摂取の指標)
 近年では腸の健康が脳機能に影響することが報告されています。腸が健康であれば、脳機能も向上するといわれていますので、食物繊維をしっかりとって腸を活性化させましょう。


④カルシウム・リン・ビタミン D(骨、筋、神経伝達に重要)
 カルシウムは骨だけでなく、神経細胞のシナプスにおける情報伝達にも非常に重要です。ビタミン D はカルシウムの吸収促進に重要なビタミンです。そして、加工食品やインスタント食品に多く含まれるリンの過剰摂取はカルシウム吸収抑制に働きます。この3つのミネラルとビタミンはバランスよく摂取しましょう。


⑤鉄(貧血に影響)
 中学生の貧血の原因の多くは鉄の摂取不足と言われています。貧血になると赤血球の数が減り、多くの酸素を運ぶことができなくなります。脳の活動には多くの酸素が必要です。鉄分はしっかり摂取しましょう。


⑥亜鉛(免疫機能に重要)
 食品から摂取する亜鉛は体内で多くの役割を持っています。亜鉛欠乏は味覚障害を引き起こすことで有名ですが、免疫機能や細胞増殖、成長にも関係するミネラルです。


⑦レチノール(ビタミン A:視覚に重要)
 視覚細胞の構成成分です。受験期は目を酷使しますので、適正量の摂取を心がけましょう。

⑧ビタミン C(疲労、生体ストレス回避に重要)
 免疫機能を高め、風邪をひきにくくします。また、抗酸化作用があるので、ストレスによって体内に発生する活性酸素を除去する役割も果たします。ストレスフルな受験期には積極的な摂取をお薦めします。このビタミンについては水溶性のビタミンですので、取りすぎても尿で排出されるので心配ありません。ビタミン C については、健康であれば、ビタミン C 添加のサプリメントや健康食品を利用することにも問題ありません。


⑨n-3 系多価不飽和脂肪酸(DHA,EPA など脳神経に重要)
 魚油や種子に含まれる脂質で、脳が正常に働くために必要な栄養素です。認知機能の改善についても科学的な根拠が報告されています。お受験期には積極的な摂取を心がけましょう。

 

 

 食事バランスガイドにそって結果が示されています。体格に合わせた食品群別摂取目安量(適正量)と自分が摂取できている量(摂取量)を表やグラフで示しています。

 

 身体活動の状況と1日の摂取エネルギーと消費エネルギーの比較を示しています。

 

 成績表についてのご質問は埼玉大学 西尾先生までお願い致します。ご連絡の際は「附属中学校栄養調査について」とお伝え下さい。

 

 

 今年度の本校の食育に関する取り組みは以上となります。来年度も本校の実態に沿った内容で食育を行ってまいります。引き続き、ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

 

01/14(火)【保健委員会】生徒集会発表 歯科食育プロジェクト表彰

 

 2学期末に行った保健委員会主催「歯科・食育プロジェクト」の振り返り、結果発表、表彰を行いました。

 

〇取組みの振り返り〇

〔よかった点〕

・食育ポスターを作成して掲示したことで、足りない栄養を補う「+oneおかず」で具体的に何を持参したらよいのか​わからないという問題が解決できた。​

・スタンプラリー形式で取組みを実施することで、ポイントがたまっていく喜びを感じることができ、やる気をもって取り組む人が多くなった​。

 

〔改善点・課題〕

・食育アンケートをFormsで実施したが、パソコンを開く手間がかかり回答率が低かった→次回に向けて、アンケート内容や実施方法を再検討する。

・スタンプラリーにしたことで、個人として取組みとしての印象が強くなり、クラスでの盛り上がり弱くなった→クラス全体としての実施状況が視覚的にわかるように廊下に掲示物(グラフ)を貼る。

 

 〇結果〇

 

 優勝クラス 2年1組  です。おめでとうございます!!

 個人部門は上位10位まで発表し、上位3名を表彰対象としました。

 

 〇表彰〇

 優勝クラスへは賞状と歯科トロフィー、我が校の保健キャラクター「なーす犬」のステッカーを授与しました。

 個人部門の上位3名へは賞状を授与しました。

 

 今後も保健委員会はアイディアあふれる様々な取組みを主体的に考え、実施します。ご協力よろしくお願いします。