06/27(木)保健体育「調和のとれた生活」ジグゾー法
保健分野の授業で、ジグソー法を用いて授業を行いました。上級生では当たり前のように行われている協働学習の手法ですが、1年生はほぼ初めての学習形態でした。
①「エキスパート活動」では、「A 運動と健康」、「B 食生活と健康」、「C 休養睡眠と健康」の3テーマに分かれて、3人班でABCのうち割り当てられた1つのテーマについて専門家になれるように深め合います。先生から教わる形態ではなく、与えられたヒントとなる学習資料や教科書、インターネットを駆使して、班で話し合いながら知識を深めていきます。
②「ジグソー活動」では、Aグループ出身、Bグループ出身、Cグループ出身の生徒が1人ずつ集まり3人班で、メインテーマである調和のとれた生活について話し合います。各エキスパートからそれぞれの分野について教えてもらい、それぞれの意見を合わせて、テーマに迫っていきます。
③「クロストーク活動」では、ジグソー活動でそれぞれの班が行き着いた解を発表し合い、ほかの班の考えから自分たちの考えをさらに拡げていきます。
今回の授業では、はじめてにも関わらず、エキスパート活動からクロストークまで誰一人消極的な取組になることなく、勢いよく学習資料に飛びつき、自分の考えをぶつけあい、生き生きと話し合って学習していました。
附属中では、このような協働的な授業形態が頻繁に行われています。それができるように、教室は全面にホワイトボードが設置されていたり、移動式のホワイトボードもたくさんあります。人と人との関わり合う力、意見をすり合わせるなど調整し合う力も育まれます。これは、一人で家庭学習や問題演習をするだけでは培われない力です。4期生の今日の姿を見て、4期生はこれからぐんぐん伸びていく附属中生だと確信しました。