06/05(月)【1学年】道徳 ~いじめのない世界へ&傍観者でいいのか~
先週までの道徳の授業では、「いじめ」をテーマにした資料を扱いました。
第1回目は、教科書に載っている「ある教室の風景」のイラスト見て、その中でいじめにあたるものはどれか班で考えました。
最初は、やられている方が「泣いている、苦しそうだからいじめだ!」「笑っているからいじめじゃない!」
という意見もありましたが、話し合いが進んでいくと、「顔は笑っていても嫌がっているかもしれない」「無理に笑っているだけで、苦しんでいる可能性もある」といった意見も多くでてきました。表情だけで相手の心の内側まで読み取ることは難しいので、そこまで考えて接しないといけませんね。また、いじめる側はもちろんダメであると全員が考えていましたが、「見ている側(傍観者)もダメだと思う」という意見もたくさんありました。
「いじめを起こさないために」、自分ができることを考えながら生活していきましょう。
そして次の時間には、実際に「傍観者」となった登場人物の心情を基に、全員で「どうするべきなのか」「自分にできることは何か」を話し合いました。いじめを止めることができればそれに越したことはありませんが、もし自分や友達の力だけでは手に負えないと判断した場合、「家族や先生に相談する」といった大人の力をかりるという意見も挙がりました。しかし、大人に相談することも生徒としては勇気がいる行動かもしれません。しかし、いじめを止めるために、「自分にできること」「自分がすべきこと」を実行できる附属中生であってほしいと願います。