学校全体

11/23(木)東京大学Global Science Campus

本校では、土日の課外授業である「ゆめさぽ」として、「ジュニアドクター育成塾」を実施しています。この取組は、未来の博士号(ドクター)を育成するため、大学の協力を得ながら、元企業エンジニア等の指導者による発展的な講義、実験を行うプログラムです。

今回、ジュニアドクター育成塾の特別プログラムとして、希望者が東京大学グローバルサイエンスキャンパス合同成果発表会に参加してきました。

この『東京大学グローバルサイエンスキャンパス』はグローバルな視点に立って、未来社会をデザインできる革新的な科学技術人材を育成するプログラムで、高校生を対象に募集し、東京大学の研究室の協力のもと、高校生が課題研究に取り組んでいます。

 

今回の研究テーマをいくつか紹介します。

①街づくりにおいての「利便性」と歴史的建造物やその土地ならでは「固有性」を両立した街のあり方の研究

②地球温暖化がアカウミガメ固体群の及ぼす影響についての研究

③細胞から培養し培養肉作製するための、成長因子の研究

他に数多くの研究発表があり、高校で学習する理科の構造式や数学の行列が多数出てきましたが、生徒は一生懸命メモを取りながら聞いてました。質疑応答では質問する生徒もいました。

発表後は、研究生とディスカッションの場を設けていただきました。(①~③の研究発表をした生徒です)「この研究をするきっかけ」「研究していく上で大切なこと」「研究で挫折したときの対処法」「普段の学校生活での勉強法」など、これからの学校生活で大変参考になるアドバイスをいただきました。

東京大学生産技術研究所前で一枚。とても実りある体験ができました。来年度は本校からも研究生としてエントリーできたらいいですね。