保健室より

2024年7月の記事一覧

07/02(火)【保健委員会】+ONEおかず・歯みがきプロジェクト

 

 保健委員会主催「+ONEおかず・歯みがきプロジェクト」を6月26日(水)~7月2日(火)の5日間実施しました。専門委員会や臨時委員会で保健委員が企画・準備した取組みです。保健委員が予め実施要項をチラシにまとめ、SHRの時間を使って全校生徒に連絡をしました。プロジェクトの実施期間中は役割分担に沿って、各保健委員が責任をもって仕事をしました。

 

 チラシはこのように挑戦状をモチーフとして、クラスに呼びかけました。

 

 

+ONEおかず・歯みがきプロジェクトの内容

①    昼食で足りていない栄養を補うための一品(+ONEおかず)を準備し、昼食時に食べる。

②    毎日13:00配信されるアンケートを回答し、自分のお昼ごはんの栄養バランスと歯みがきの実施状況を振り返る。

③    保健委員はその日のクラスのアンケート結果を集計・分析し、SHRで取組み状況や改善点、短期目標を掲げクラスでの取組みが活発になるように働きかける。

 

 保健委員は各クラスの取組み状況(お手本となる生徒)の写真を撮って、学校保健委員会等での取組み発表用資料に役立てられるようにしています。

 

  生徒は学食利用、自動販売機利用、お弁当持参の3パターンのいずれかの方法で昼食を摂っています。家庭科で学ぶ6つの食品群のうち、本校の生徒は2・3・4群が不足しているため、それらの食品群を意識できるように取り組むようにしています。

 

↓ 普段のお弁当に+ONEおかずとして、「キウイフルーツ」を持参しています。 

 

 ↓パンに+ONEおかずとして「サラダ」と「キウイフルーツ」を持参しています。

ポイントはサラダにウズラの卵を入れたこと、また、かつお節を持参し、サラダにかけて食べられるようにしていることです。

 

 ↓手軽に簡単に準備することができる+ONEおかず「アーモンドフィッシュ」を持参しています。

 

 

  +ONEおかずプロジェクトの際、学校歯科医の渡辺聡先生にご来校いただいています。歯科診療の昼休みの時間に来校され、生徒の食事の様子を参観し、必要に応じて生徒に声をかけ、個別の保健指導をしてくださっています。

 

 学校歯科医 渡辺聡先生のトレードマークは「オレンジ色の大きな歯ブラシ」です。

 +ONEおかずとしてジュースを持参した生徒に対し、表示されている成分表をみて一緒に確認している様子です。糖分がとても多く、栄養摂取のパフォーマンスが低いことについて、保健指導してくださっています。

 

 歯みがきプロジェクトの時間では、生徒のブラッシングの巡回指導をしてくださっています。必要に応じて個々に声をかけ、保健指導も行っていただいています。

 この取組みの報告や結果発表は第1回学校保健委員会「食育教室」で保健委員が発表する予定です。

全校生徒・保護者・教職員・講師(埼玉大学西尾尚美先生)・埼玉大学の大学院生・学校歯科医(渡辺聡先生)等が参加する予定です。

 

 

 

07/03(水)【中高合同教職員研修】職員救急法講習会

 

 

 7月1日(月)~7月3日(水)の3日間、附属中学校教職員と全日制高校の教職員と合同の職員救急法講習会を行いました。講師は全日制高校養護教諭2名と附属中養護教諭1名の計3名です。一次救命処置(胸骨圧迫やAEDの使用の仕方)の基本的な手順を研修したあと、実際に生徒が倒れた時のことを想定して対応を行う、シミュレーション訓練を行いました。

 

 研修中の様子はこちらです。

 

 

  

 毎年必ずこの時期にこの講習会を開催し、教職員は訓練をしています。実際に人が倒れた所を目の前にした時は、気持ちが慌ててしまい基本的な救命の手順を落ち着いて行うことは難しいです。そのため、実際の現場の対応に近い形で訓練を行っています。傷病者の周りの生徒を遠ざける指示を出したり、救助者の応援を呼んだりする等もシミュレーションしています。

 

 教職員だけでなく、附属中生や高校生も救命の知識と技術を身に付けてもらうために、保健委員の生徒と各部活動の代表者が学ぶ機会(第2回学校保健委員会「救急法講習会」)も1学期末に計画しています。また、附属中生は中学2年時の保健体育で救命救急の技術を学ぶ機会も設けております。

 

 本校敷地が広いため、AEDが複数個所にあります。校内を回る機会がある際は、ぜひどこに設置されているのか確認してみてください。