学校保健委員会

06/30(火)【保健委員会】第1回学校保健委員会 食育教室

  6月30日(火) 第1回学校保健委員会「食育教室」(夢サポ親子学習会)を開催しました。講師は 埼玉大学教育学部准教授  西尾 尚美 先生です。附属中学校に今必要な栄養に関する情報や知識、事前に生徒から聞いていた質問について的確にお話してくださりました。また、食育と歯・口の健康は密接な関わりがあることから、歯科に関する内容について、学校歯科医 渡辺 聡 先生に指導・講評をいただきました。

 

 保健委員が事前の企画・準備を行い、生徒の力で学校保健委員会を運営しました。日常的な栄養改善をめざすためには、保護者の協力が必要不可欠です。実際に各家庭で食事を用意している保護者にも多く参加していただき、一緒にテーマについて考えることができました。

 

保健委員会の発表 ~生徒主体で取り組む「食」と「歯」の健康づくり~

 アンケート結果や分析して見えてきた課題と改善案(今後の取り組み)について発表しました。

【1】食育の取組

■ 食生活アンケートの実施:保健委員の生徒たちが、全校生徒を対象に昼食スタイルや栄養バランスに関するアンケートを実施しました。  


■ 今までの実践的な学び:「特別活動の食育授業」と「家庭科の調理実習」

 1年生では、「スープジャーで栄養を摂取しよう!」をテーマに、食材カードを使った授業とその授業の実践編として「スープジャー・おにぎり」の調理実習を行い、これらの活動について伝えました。

※これらの活動の記事は以下のリンク先から見ることができます。

 →https://kawaguchicity-jh.ed.jp/blogs/blog_entries/view/136/d3c7a8895be0a9628071646b68aac06f?frame_id=282

 

【2】第1回学校保健委員会以降の取組
■ 全校で取り組む「スプおにプロジェクト」を企画!

 「スープジャー+おにぎり」で第3群(緑黄色野菜)・第4群(淡色野菜・きのこ類)を補うことを目的に保健委員会主催のプロジェクトを行う計画をしました。

この活動の記事は以下のリンク先から見ることができます。

https://kawaguchicity-jh.ed.jp/blogs/blog_entries/view/136/c2dee2becba2c8542845f6d547751a68?frame_id=282  

 

■ 歯科プロジェクト「~なーす犬の成長日記~」を企画!

 歯みがきでキャラクターが成長するクラス対抗ゲームを計画しました。楽しく歯みがきを習慣化することを目的としています。さらに、歯ッピーコラムを作成し、歯について興味関心をもってもらう計画もしました。

   

 この活動の記事は以下のリンク先から見ることができます。

https://member.kawaguchicity-jh.ed.jp/blogs/blog_entries/view/136/78fcbcf1a6db3c384c7cea8018fc89df?frame_id=282

 

 ~専門家のご講演~

テーマ:「中学生の生活習慣や栄養摂取状況が大人になってからの健康に及ぼす影響について」

    1年生:~親子で成長期に必要な栄養について考えよう~

 2・3年生:~栄養摂取状況調査の結果から考えよう~

 埼玉大学教育学部 准教授 西尾尚美 先生を講師にお迎えし、「成長期の食と身体のつながり」を解説いただきました。なぜ中学生の時期に十分な栄養をとらなければいけないのか、どのように栄養を摂取すればよいのか、科学的かつわかりやすくお話いただきました。

講演時間の都合上、お話しできなかった資料を附属中学校のHPに掲載しますので、ぜひそちらの資料もご覧ください。

 

 

 ~体験活動~

埼玉大学の院生が、「自分のお昼ごはんをもっとバランスよく」という内容で体験活動を実施してくれました。 

事前に撮ったお昼ごはんの写真を見て、1~6群全ての栄養素が含まれているか。含まれていない場合は、何を+1品するか考えました。

 指導講評 

附属中での保健活動の積み重ねを評価していただきました。また、附属中生の歯の健康状態の説明に加え、口呼吸をしていないか。砂糖が多く入った飲み物を日常的に摂取していないかという話もありました。栄養を取るために必要な歯、大事にしていきましょう。

 感想

【生徒の声①】

前回の食育授業での質問を、西尾先生が、説明してくださって、新たに知れたことがあったので良かったです。具体的には、「おいしく簡単に2群をとるには」という質問を自分自身で持っていて、西尾先生のご講演で、チーズをそえたり、しらすをのっけたり、簡単アレンジレシピなど、質問に対する答えが知れました。渡辺先生のご講演では、中学生に必要な栄養素や、歯、歯磨に関するお話で、これからの自分の意識が変わりました。この学校保健委員会は、本当にためになる素晴らしいものでした。保健委員会主催のイベントがたくさんあったので、頑張りたいと思いました。

【生徒の声②】

 アンケート調査を通して附属中生に関する食の傾向や栄養価の偏り、健康状態がわかり、現状を見つめられた。私は二軍の食材が足りていないと分かったので、わかめの入った味噌汁を持ってきたり、パック牛乳を持参しようと思った。また、夏バテ対策のためにも水分をとったり、そうめんにアレンジを加えたいと思った。

 【生徒の声③】

中学、高校は体が発達している途中なのでバランスよく、適切な量を食べることが大切だと思う。家族みんなで改めてメニューを見直し、工夫していきたい。今までは課題等で疲れて夕飯を食べるときもぐったりしていたが、楽しんで食べることも大事だと分かったので家族で団らんをしながら食べたり、実際自分で作ったりしてもっと興味を持っていきたいと思った。

【生徒の声④】

今回の講演を受けて、自分の食を見直すきっかけになりました。特に、菓子類の摂取のし過ぎやカルシウム・不飽和脂肪酸の不足など今まで食べてきた食事では、将来の健康が保証されないのではないかと危機感を覚えました。また、今まで食事は自分の空腹を満たすものとしか考えていませんでしたが、これからはもっと楽しく、作ってくれた人(親)に感謝しながら食事していきたいです。このことを踏まえて、少しでも弁当を作るのを手伝いたいと思いました。

 【保護者の声①】

アンケート調査や、お弁当の写真などから、振り返る時間があり良かったです。
普段の食生活に取り入れやすい講義内容で、勉強になりました。
附属中生と市内中学生の身長体重の比較を見て、給食が影響しているのかなと思いました。
お弁当の内容に、工夫が必要だと実感しました。

【保護者の声②】

食育のモチベーションを保つ為にも、子供の食に対する意識付けの為にも、親子で学べる機会をいただけるのは本当にありがたいです。隣に座っているので、気になる話題の時はすぐ筆談でコミュニケーションがとれたのでよかったです。

【保護者の声③】

カルシウムが作られるのは中学生がピークだということや、腸と脳に相関関係があることがとても勉強になりました。
慌ただしい日々で、家にある何かをとりあえず食べよう。としがちですが身体と脳を作る大事な時期ですので、改めて栄養のバランスを意識してみようと思いました。

【保護者の声④】

保健委員の皆さんの進行がとてもスムーズで、また堂々とした話ぶりなど素晴らしかったです。
西尾先生のご講演では、食の大切さを身に染みて感じる事ができ、家族の為にも自分の為にも、普段の食事づくりをがんばろうと改めて思いました。具体的なレシピのご提案も参考になりました。
我が子は炭酸飲料が好きなので、渡辺先生のご講演であったように、自販機の飲料を購入する際には糖分量を意識して、摂りすぎに注意するよう家庭でも話しました。 

 おわりに

 食育教室では、生徒自身が自分の食について深く考え、専門的な知識を講演で学ぶことで、より具体的な行動につなげるヒントを得ることができました。食生活は毎日の積み重ねによって形づくられます。小さな意識の変化が健康な未来への一歩になります。今後も、学校・家庭・地域が連携して生徒たちの健康を育めるよう、ご理解とご協力の程、宜しくお願い致します。