学校長あいさつ
「継承と発展」
令和6年4月1日に、本校第2代校長として着任いたしました 森田 吉信(もりた よしのぶ)と申します。
川口市立高等学校附属中学校は、埼玉県で4番目の併設型の公立中高一貫校として令和3年に開校し、昨年度初めての卒業生が巣立っていった開校4年目の新しい学校です。
本校は「学習者起点」の学校基本理念のもと、中学校での3年間を探究型学習の資質・能力を身に付ける時期と捉え、すべての生徒が、主体的・対話的で深い学びを実践する「よき学習者」となることを目指しています。
「よき学習」とは、自らが問題や課題を見出し、様々な学習リソースを活用し、より良い答えを求め、仲間と共に粘り強く探究する者と考えています。また、学校生活を通して、「よき学習者」の根本的基盤をなす2つのジリツ(自立・自律)を生活規範とし、生徒自らが主体的に未来を創る学校を目指しています。
令和6年度は、学校の「創成期」から「発展期」へとステージを進め、更に教育活動の充実を図ってまいります。教育課程の見直しを行い、ゆとりある日課を再編成するとともに、中高一貫校のメリットを最大限に活かした6年間の見通しを持った授業を推進してまいります。併せて、単元テストや各種実力テストの結果を指導の充実に活かすとともに、学習に関する面談を実施し、個に応じた支援の充実を図ります。また、川口市立高等学校へ進学した第1期生を核として、中高連携を更に強化してまいります。さらに、生徒を主体とした生徒会活動や部活動を更に充実させ、非認知能力の育成にも努めてまります。
これまで築かれてきたものを継承するだけでなく、時代の先端を行く川口市のリーディング校として更なる発展を目指し、教職員一丸となって取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。