06/04(水)【保健委員会】1年生家庭科「スープジャー・おにぎり」調理実習を行いました
6月第1週目に1年生の各クラスで『スープジャー・おにぎり』調理実習を行いました。5期生は「SABATOMA SOUP(サバとトマトのスープ)」と「野菜ふりかけのおにぎり」を作りました。授業の目的は以下の通りです。
①保健委員が行った学級活動「栄養バランスを考えた食事への第一歩~スープジャーから考えよう~」の学びを生かし、栄養バランスを網羅した「スープジャーメニュー」と「おにぎり」を自分で作る意欲やスキルを身に付ける。
②栄養バランスを意識しながら、食事を摂る(口にする食材を意識する)。
保健委員が行った学級活動「栄養バランスを考えた食事への第一歩~スープジャーから考えよう~」の様子はこのリンク先をクリック ↓
「SABATOMA SOUP(サバとトマトのスープ)」は6つの食品群の1・2・3・4・6群を摂取することができ、それに5群のおにぎりを足せば、栄養バランス抜群の食事を摂ることができます。
この特別活動の食育授業と家庭科の調理実習は先輩方も1年時に実施済です。
3期生も 洋テイスト「SABATOMA SOUP(サバとトマトのスープ)」を作りました。
4期生は 和テイスト「鯖汁」を作りました。レシピはこのリンク先をクリック ↓
まず、家庭科教諭のデモンストレーションを見て、作り方の流れやコツ等を学びます。
家庭科教諭のデモンストレーションで完成した「SABATOMA SOUP(サバとトマトのスープ)」と「野菜ふりかけのおにぎり」をみて、「美味しそう~♪」と拍手をしている様子です。
こちらが「SABATOMA SOUP(サバとトマトのスープ)」と「野菜ふりかけのおにぎり」です。
栄養もボリュームも満点の昼食づくりにチャレンジです!
使用した食材はこちらです。
【SABATOMA SOUP】~材料 4人分~
トマト缶 1缶
サバ缶 1缶
玉ねぎ 1/2個・・・スライス
人参 1/3本・・・いちょう切り
なす 1本・・・半月切り
マイタケ 1/2株・・・裂いて入れる
ほうれん草 1/4束・・・2センチの長さに切る
粉チーズ お好みの量で
ニンニクチップ お好みの量で
コンソメ 1個
塩・コショウ 少々
サラダ油 大さじ1~2
食材を運び、各班ごとに実習をスタートしました。
班員で役割分担をし、手順等を声を掛け合いながら協力して野菜を切りました。
鍋に油を入れて、固い食材から順番に炒めはじめました。
出来上がったスープは、一人ひとり自分でスープジャーの中に入れました。
ラップを使用し、一人ひとりMYおにぎりをにぎりました。
完成した様子はこちらです。
完成後は班員で美味しく頂きました。
このように購入した総菜パン(1群・5群・6群)にスープジャーをプラスすることで、1~6群の栄養を網羅した昼食を摂ることができます。
4群をもう少し取りたいと思い+ONEおかずを持参している生徒もいました。
調理実習を終えての生徒の感想は以下の通りです。
・「カルシウムとビタミンD」を一緒に摂るとカルシウムの吸収率が良くなることを学んでいたが、それを調理実習で実践することができた。調理をすることを通じて、栄養の重要さを改めて理解することができた。
・調理に慣れておらずあまり班の役に立つことができなかったので、家で練習したいと思った。特に包丁で切るスキルを頑張って身に付けたいと思った。逃げずに頑張りたい。
・料理は苦手だけれど、スープジャーであれば簡単に手早く作れてよいと思った。お弁当はいつも母に作ってもらっているけれど、自分でも作ってみたいと思った。食育授業時に班で考えたスープメニューに挑戦したい。
・苦手なナスが入っていたが、トマトやサバを入れたことで美味しく食べることができた。自分たちで料理をすると美味しくなった。栄養がたっぷりでおいしかったので家でも作って、家族に食べてもらいたい。
・今回の調理実習をきっかけに野菜たっぷりのスープジャーを持参したいと思った。魚が嫌いなのに今回のスープは食べることができたので嬉しかった。苦手な食材の代わりとなる食材を調べて、代わりに入れる工夫をしたいと思った。
・調理中はあまり気にしていなかったが、今振り返ってみるとたくさんの栄養素が含まれているスープだったと思った。今度は作りながら栄養素のことも考えられるようにしたい。また、安全で安価でボリュームもあるといった良い点ばかりで、既製品よりも自分で作った方が美味しいと思った。初めは母に手伝ってもらいながらでも作って、最終的には自分一人で作れるようになりたい。
・調理実習をしたことで、自分が口にしているものは何群なのかを考えながら食べることができた。1~6群のすべての栄養がそろっているメニューだったため、おなかにしっかりたまって満足感があった。毎日とはいかなくても、今回のような昼食を摂りたいと思った。
・できあがったスープとおにぎりを校長先生や学年の先生方にもっていったら、笑顔で喜んでくださり嬉しかった。自分で食べてみてもとても美味しく、作ったかいがあった。このスープで1~6群がそろっていると考えると、自分でもアレンジを加えたりして、料理してみようと思った。
・栄養をたくさん取るには高く手間がかかると思っていたが、今回の食材は200円くらいと知って、とても驚いた。これからは学食の回数を減らし、安くて栄養バランスのよいお弁当を持参したいと思った。
今まで行った食育に取り組みについては、令和7年7月4日(金)実施予定の 第1回学校保健委員会 「食育教室」にて、保健委員の生徒が発表を行います。生徒・教職員・保護者・地域の方と附属中の健康課題や食育取組みについての情報を共有し、専門家(埼玉大学准教授 西尾尚美様)にお越しいただき、さらに学びを深めます。親子で食について考えるワークも行います。保護者の皆様のご参加をお待ちしております! またこのホームページにも様子を紹介いたしますので、楽しみにお待ちください。