学校保健委員会

03/18(火)【保健委員会】第6回学校保健委員会「性に関する教室(3年)」③

 

この記事は「性に関する教室(3年)」② の続きです。

 

 

 

~生徒の感想~

・ネットや教科書だけの性に関する知識を頭に詰め込んでいても、将来生きていく上で大切なことは十分に学べないと思った。実際に助産師さんや子育ての経験のある人等、専門家に話を聞くことで新たな考えを広めることができると感じた。

・性に関する話はタブーにされがちだが、自分や周りの人も大切にするための必要な知識であり、このように教えてもらえる機会があることがすごくありがたい。

・男性は生理については関係ないと思っていて、今まであまり学習に積極的な気持ちになれなかった。しかし、今回の学校保健委員会で、女性の権利を守るために男性も学ぶことが必要だと感じることができた。

・避難所における生理用ナプキンの配布対応について考えるワークをやって、実際に日本で起きた問題を知り、とても驚いた。生理について、男性があまり知識がないことは仕方のないことだが、無理解によるトラブルを避けるためにも、女性としてもやはり男性にも知っておいてもらいたいことだと思った。

・自分は女性で自分自身の体に起きていることなのにもかかわらず月経について理解が不十分だった。新たな知識を身に付けることができたので、自分の身を自分で守るためにしっかり頭に入れておきたい。

・性のことは周りに相談しにくいので、正しい情報を得ることができて良かった。改めて周りの人を傷つけることがないように行動していこうと思うことができた。

・将来パートナーができて困っている場面に遭遇したとしたとき、正しい知識や対処法を男性も知っていなければ不安にさせてしまうと思った。女性が感じる負担は男性が肩代わりすることはできないため、気遣っていくことが大切だと思った。

・性感染症の知識や対処法、赤ちゃんの生まれた直後の様子など、気になっていたとしてもなかなか恥ずかしくて人に聞いたり、調べたりはできなかったので、学校保健委員会で性に関するお話を聞くことができて良かった。将来の不安が少し軽減した。

・助産師という専門家の知識や経験から遠回しな表現ではなく具体的に学ぶことができたので、より自分事として捉えることができた。

・産婦人科について、どんな診察をされるかがよくわからなくて、怖いし恥ずかしいと思っていたが、何か困ったらすぐに頼りたいと思った。

・間違った知識のままでいたら相手を傷つけてしまったり、周りに冷たい目で見られてしまったりすると思った。だから正しい知識を身につけて、相手を尊重できるようにしたい。

・この前子宮頸がんワクチンを打ってきたばかりだったので、年間に多くの人が子宮頸がんで亡くなっていることを知って、ワクチンでの予防の重要さを改めて認識できた。接種するにもメリット・デメリットがあるのでこれらをよく知った上で打つ打たないを選択することが大切だと思った。

 ・今まで性に関する話は恥ずかしい気持ちが出てしまい、丁寧に学んだり、お話を聞けたりしていなかったが、今回の講演を聞いて大切なことだと気づいたので、これからは真面目に向き合っていきたいと思った。誤った知識や考えをもって行動してしまうことの方が重大な問題であると考えを改めることができた。

 

~教職員の感想~

・赤ちゃんの心拍の映像や生まれた直後の赤ちゃんの映像を見ることができて、とても貴重な機会だった。自分の心臓に手を当てて、赤ちゃんの心拍と大きくなった自分自身の心拍を比較する体験は「新たな生まれたての命が一生懸命に生きようとしている」ということを感じることができ、自身の命の重みを感じる良い機会になったと思う。

・私が中学生の時、このような性に関する講演を聞く機会はなかった。この中学生の時期に知ることによって、これからの人とのかかわり方や異性との距離感を意識することができ、相手を尊重した行動をとることができるので、このような機会があることは素晴らしいことだと思う。

 

~講師の感想(卒業生へのメッセージ)~

 デリケートであり少し難しい内容もある性の問題をどのようにお伝えしたらわかりやすいのか、先生方と打ち合わせを重ね準備をしました。当日は皆さんとても真剣に講話を聞いてくださりありがとうございました。後日、皆さんの感想や質問も拝見させていただき、皆さんがたくさん学んでくれたこと、正しい知識の引き出しを増やす機会となったこと、そしてたくさんの方が助産師の仕事にも興味を持ってくださったこともうれしく感じました。皆さんとの学びの機会をいただき、私自身もとても学び多き一日になりました。このようなご縁と機会をいただき本当にありがとうございました。これから皆さんは高校生になり、さらに大きな集団に入っていきますが、ご縁を大切に自分も周りも大切にして楽しい高校生活を送ってくださいね。

 

~附属中学校養護教諭より 性に関する情報を得る方法・川口市立高等学校電子図書館の紹介~

 性に関する正しい情報を得るための1つの場所として「川口市立高等学校電子図書館」を紹介。

 もちろん性に関する情報以外の書籍もある。IDとパスワードは生徒1人ひとりに配布済み。GIGA端末やスマートフォン等、ブラウザ(ネット上)で2週間借りられる。本を持ち歩くことをせず、人の目を気にせずに落ち着いて読むことができる。

 本校の保健室(附属中学校・全日制高等学校)でも性に関する情報を提供しています。もちろん直接相談に来ても大丈夫です。このお手紙「ほけんだより」は学校保健委員会終了後に生徒へ配布しました。これをきっかけに性に関する情報を家庭で共有したり、保護者に身体の悩みを打ち明けてみたり、お付き合いする人ができた時にお互いが心地よい関係を気付けるようにするためのツールとして使ってみても良いかもしれません。

 

 

-お礼-

 今回は生徒・教職員・講師で実施する学校保健委員会でした。このHPを通してご報告とさせていただきます。

 この会をもちまして、年6回を予定していた学校保健委員会を全て計画通り実施し、終了することができました。来年度も学校保健委員会の様子をこのホームページに掲載する予定ですので、引き続きご覧いただけたらと思います。ご参加いただいた生徒・教職員・保護者・講師・地域の皆様、今年度1年間の学校保健活動のご理解・ご協力に感謝いたします。来年度も引き続き、ご協力の程よろしくお願いいたします。ありがとうございました。