10/10(木)【保健委員会】第4回学校保健委員会「心の健康教室」2
※この記事は「心の健康教室」1の続きです。
~生徒保健委員の発表~ 本校の心の健康について
1. 心の健康状態についての調査結果
3期生と4期生に対して、健康やストレスに関するアンケート調査を実施しました。3期生のデータは1年生の時に実施したデータを使用しました。
健康の自己評価では4期生の方が元気と答えた人が多く、特に10段階中10点の最高評価をつけた生徒が12人以上いました。しかし、一方で0点の元気がないと答えた生徒もいるのは心配です。平均では4期生が3期生を上回っており、全体的には4期生の方が元気な傾向にあります。
2. 日常生活の楽しさ
「毎日楽しいですか?」という質問に対して、4期生の回答には、楽しさをあまり感じることができていない生徒もいました。また、最高評価の10点をつける生徒も少なかったです。3期生よりも平均値が低く、4期生の生活満足度に心配が残る状態でした。
3. ストレスレベルの状況
4期生は健康面では元気な一方、ストレスに関してはばらつきがあることが判明しました。ストレスレベルが非常に高い生徒がいる一方で、ほとんどストレスを感じない生徒も多く、平均的には4期生の方が3期生よりもストレスを抱えているということがわかりました。
4. 相談傾向と対応策
ストレス対策として、4期生は主に同級生に相談する傾向が強く、大人や先生に相談するケースが少ないことがわかりました。身近な大人に相談することや、相談室の利用も手段の一つとして考え、誰でもよいので相談することがストレスを軽減するのに有効です。
5. 4期生が不安に感じていること
4期生が「不安に感じていること」として、勉強と人間関係と答える人が多かったです。3期生と比較して、人間関係に悩む生徒がやや多いものの、全体的には3・4期生ともに似たような悩みを抱える傾向があるとわかりました。
6. 心の健康と成長の考え方
心の健康についての保健委員のアドバイスとして、筋肉痛を例に挙げます。筋肉に痛みが発生しても、それは太く、大きく成長します。心も「失敗」や「悩み考える」ことが経験・成長につながると言えると思います。「失敗は成功のもと」ということです。心がマイナスの方向に働いたときは成長の一環として捉え、まわりに支えらながら、頼りながら少しずつ前へ進んでいくことが大切です。
7. 相談室の活用方法
どんな小さな悩みでも気軽に相談できることが大切です。事前予約を行うことでスクールカウンセラーや相談員からカウンセリングを受けることができます。家族や友人関係、学業に関する悩みなどなんでも対応可能です。早めの相談が大切です。曜日によって相談室の開室時間は異なりますが、9:30~15:30頃まで相談にのってくださります。
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10/10(木)【保健委員会】第4回学校保健委員会「心の健康教室」3
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